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歯周病治療について

歯周治療について

当院の院長は、日本最大級のスタディーズ・グループJIADS(ジアズ=The Japan Institute for Advanced Dental Studies http://www.jiads.org/)に所属。歯周病のスペシャリストとして年間70〜80症例の歯周病治療を行っています。

歯周病は歯の周辺組織(歯根膜、歯茎、歯槽骨など)の病気の総称で、歯周疾患ともいわれています。

歯周病がある状態でインプラントや審美治療を行っても、すぐにダメージを受けてしまいます。どんな治療であっても大切な歯の"土台"となる歯茎が健康でなければなりません。

当院ではコンセプトをもった予知性の高い治療を目標に、ブラッシング指導・歯のクリーニングを中心に、必要に応じて歯周外科手術まで行っております。

<歯周病の基礎知識>
>>歯周病の原因は?
>>歯周病チェックシート
>>歯周病の症状と治療内容
>>歯周病の外科手術について

歯周病の原因は?

歯周病の原因は?●細菌
口腔内には約3000種類、500億〜1兆個もの細菌があり、その中の約20種が歯周病を起こすとされています。
食べかすなどを栄養にして細菌が増えると歯の表面にプラーク(歯垢)が付き、これがバイオフィルムと呼ばれる細菌の塊になり、歯肉炎を引き起こします。

歯肉への炎症が広がると歯と歯茎のすき間に歯周ポケットができます。
これが細菌の温床となって歯を支えている歯槽骨を溶かし、そのままにしておくと最悪の場合、歯が抜けてしまいます。

●かぶせ物や入れ歯の不適合
虫歯治療で歯にかぶせ物をしますが、歯とかぶせ物の間にすきまがあったり、適合が悪いと、そこに食べかすがたまって歯周病になります。
また、入れ歯の場合も同じように、入れ歯と歯茎の間やバネの部分に食べかすがたまり、歯周病にかかりやすくなります。

●歯ぎしりや強い噛みしめ
歯ぎしりや過度な噛みしめは、歯ばかりでなく歯茎にも負担がかかります。
歯を支えている歯周組織に過剰な負荷がかかるため、炎症が起きて歯の周りの骨(歯槽骨)が失われることになります。

●ドライマウス
ドライマウスとは、文字通り口の中が乾いてしまうもので、主に女性ホルモンの減少によって唾液量が少なくなり起こるといわれてきました。

これまでは50歳以上の女性に多いといわれていましたが、ストレス、自律神経や交感神経の不調によっても起こることから、若い女性や男性にもドライマウスの症状がみられることがわかっています。

唾液の量が少なくなると口腔内の自浄作用が低下して細菌が繁殖しやすくなり、歯周病が起こりやすくなります。

●全身的疾患
血液疾患や高血圧、糖尿病などの全身性疾患が歯周病の原因になることがあります。全身性疾患があると抵抗力が弱くなるため、炎症や外傷を起こしやすくなります。その症状の一つが歯周病です。

●喫煙
タバコを吸うと毛細血管が収縮して血流が悪くなります。歯周病菌は歯と歯茎の隙間にある歯周ポケットで繁殖しますが、特に酸素が少ない場所で多く繁殖する性質があります。

喫煙すると歯周ポケットに十分な酸素が行き渡らなくなります。そのため歯周病菌が繁殖しやすく、歯周病にかかりやすくなります。

※タバコには一酸化炭素が含まれています。一酸化炭素は血液中でヘモグロビンとくっつく性質があります。ヘモグロビンは酸素を取り込んで体のすみずみまで運ぶ働きがありますが、タバコに含まれている一酸化炭素がヘモグロビンと結びつくことで十分に酸素を取り込むことができなくなります。そのため歯周ポケットが酸欠状態になり、歯周病を引き起こすのです。

あなたは歯周病ではありませんか?

あなたは歯周病ではありませんか?<歯周病チェックシート>
1.歯磨きをすると、出血する
2.歯茎が赤く腫れている
3.冷たいものが歯茎にしみる
4.歯がグラグラしている
5.歯並びが悪い
6.歯ぎしりや歯の食いしばりがある
7.歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい
8.口臭がある
9.歯が長くなったように見える
10.朝起きたとき、口の中がネバつく
11.口呼吸している
12.喫煙している
13.糖尿病、高血圧である
14.妊娠や更年期でホルモンバランスが乱れやすい

あてはまる数が多いほど歯周病の可能性が高くなります。

歯周病の症状と治療内容

軽度歯周病●軽度歯周病
歯と歯茎の間に、プラーク(歯垢)や歯石がたまり、細菌の繁殖により歯肉に炎症があります。歯茎の腫れや出血などを伴います。

→対処法
この段階であれば、比較的短期間で回復します。
歯科衛生士によるブラッシング指導や、1〜2回の歯のクリーニングを行います。
6ヶ月毎のメンテナンスをお勧めします。

中等度歯周病●中等度歯周病
口臭や出血がひどく、歯石の付着も目立ち、専門家が見れば歯肉にも炎症を起こしているのが確認されます。
徐々に骨が後退しはじめ、歯周ポケットも深くなり、歯も動揺してきます。

→対処法
歯の表面に沿って歯肉溝の奥まで付着した歯石を取っていきます。
痛みを感じる時は麻酔をして無痛状態の上で行います。
さらに、数回にわたって除石を行い歯肉の状態が改善された後に検査を行いま
す。

歯肉溝(ポケット)の深さが4mm以上あるところは、通常の手用器具を用いた非外科的な処置での起炎物質の完全除去は見込めないため、歯周外科の適応となります。

※歯周病の進行具合、部位等により保険でできる手術と保険のきかない手術があります。

重度歯周病●重度歯周病
さらに進行し歯肉は化膿して、真っ赤に腫れています。
骨もかなり破壊されて後退し、歯の動揺がグラグラと大きくなっています。
残念ながら、抜歯となることが多いです。

→対処法
ここまでくると、抜歯の可能性が非常に大きくなります。
重度の場合、非外科処置では対応できない部位があれば歯周外科にて対応します。それでも保存不可能な場合は、残念ながら抜歯となります。

※まずは歯科医院で専門的な治療を受けることが大切です。
「まだ症状があらわれていないから大丈夫」という人も、定期的に検診を受けることをオススメします。歯周病をしっかり予防することは歯茎の健康はもちろん虫歯の予防にもなります。

歯周病の外科手術について

<保険適用>
●歯肉切除
歯肉が腫れあがっている場合、歯周病が悪化しないようにこの不要な部分の歯肉を切除し、安定のため縫合します。
比較的簡単な手術で短時間で行うことができます。

●歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯茎に麻酔をして、歯周ポケットの中の歯石や歯垢を除去する手術です。
歯周ポケットの深さが3〜5mm程度の比較的軽症の場合に行います。

●フラップ法(Fop)
歯肉(歯茎)を切開して歯槽骨から剥離し、露出した歯根のプラークや歯石の除去、歯槽骨の清掃、およびダメージを受けた歯肉などの組織を除去して歯肉を元の状態に戻します。

<保険適用外>
●MWF(Modified Widman Flap)
●歯肉弁根尖側移動術(Apically Positioned Flap)
臼歯部で付着歯肉がなかったり、幅が狭い場合などに歯肉の幅の増加や、ポケットの除去を行う手術です。

●遊離歯肉移植術(Free Gingival Graft)
歯周病により弱った歯肉を除去し、お口の内側の丈夫で健康な歯肉をその部分に移植する手術です。周辺の組織とつながり丈夫な歯肉を作ることができます。

●組織誘導再生療法(GTR法)
重度の歯周病によって失われた、歯周組織を再生させる治療のひとつです。
まずは、歯周病によって破壊された根面を清潔にします。そこにメンブレンという特殊な膜をかぶせ、不要な歯肉が入り込まないよう歯槽骨・歯根膜の回復させるスペースを作ります。こうすることでメンブレンの上には歯肉が回復し、その下では歯槽骨がゆっくりと回復してきます。歯周組織の再生には歯周病の程度など個人差があります。

●エムドゲイン法
エムドゲイン法もGTR法と同じく、歯周組織を再生させる治療のひとつです。
異なる点は、GTR法はメンブレンにより不要な組織の進入を防ぎますが、エムドゲイン法は組織の欠損部にエムドゲインゲルを塗布し歯周組織の再生を促します。

エムドゲインとは、スウェーデンで開発された歯周再生材料で、子供の歯が生える時に働くタンパク質の一種です。

※骨の吸収の程度・形態、粘膜の状態などを判断し、最良の手術についてご提案させていただきます。

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当院では、【10年後・20年後も噛める】というコンセプトのもと、 長期にわたって安定した口のなかを作ることに力を入れております。


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